2020年、自民党議員が「中国産アプリの制限」を提唱。
イケハヤさんという人が、「Tiktokはじめ中国アプリが日本で使えなくなっても、日本企業が似たようなアプリ作ってTiktokユーザーを奪えたら日本の経済がワンチャン潤うチャンス、だから僕は賛成!」みたいな発言してたけど、じゃあ仮に日本企業のどっかがTiktokを上手くパクったとして、その先に何があるんでしょうね?
ゲーム市場を見たら解かると思うけど、世界における中国のゲームの覇権ってハンパないよ。
制限してパクったところで「成功」そのものをマネできるようなシロモノじゃない。
中国から生み出される次世代文化って、人口格差からして日本じゃ太刀打ちできないレベルだと思うんだけど。そもそもバックボーンのマネーパワーが日本企業では敵わない。今の中国アプリの成功の秘訣は「金に物を言わせた宣伝力」も大いに関わってると思う。
「今」流行ってる、Tiktokや第5人格や荒野行動やアズールレーンが日本でダウンロードインストールプレイ禁止になったとして、更にその先にある「未来」の便利で面白い中国アプリに、日本人が触れられなくなって、本当にいいんだろうか?
そこからインスパイアされて何かを創り出すであろう日本の若者の、機会損失なだけだと思うんだけど。
中国アプリから個人情報が抜かれる~とか、そんなことは建前で、実質は鎖国ビジネスに踏み切ろうとしているインド(すでにTiktok他禁止)、アメリカ(おそらく近々に制限する)だけど、日本の舵切りは、それらの国の様子を見てからでいいんじゃないかと思う。
中国産アプリを禁止にしたところで日本人の不満が溜まる未来しか見えない。
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